本別町地域公共交通計画

移動を取り巻く社会情勢

昭和から平成にかけて、自家用車の普及や道路開発が大きく進み、わたしたちの日々の移動は便利で快適なものになりました。特に地方部では、一家に一台、一人一台、とマイカーの所有率が高く、マイカーのある生活が地域の発展や一人一人の豊かな暮らしに繋がったといえます。一方で、マイカーに頼り切った地域づくりは、ドーナツ化現象や公共交通サービスの縮小撤退といった様々な問題を引き起こしています。高齢化が深刻化する今、増加していく非マイカーユーザーにとって、今の地方部、そして本別町は住みよい街といえるでしょうか。新型コロナウイルス感染症の流行や運転手不足の深刻化によって、非マイカーユーザーの足である「地域交通サービス」が大きな岐路に立たされる中で、疲弊した地域交通サービスのあり方を見直し、マイカーに頼り切りにならずとも豊かな生活を送ることができるまちづくりが求められています。

地域公共交通計画とは

地域公共交通計画とは、地域にとって望ましい交通サービスのあり方を明らかにし、その実現のための方針や施策・目標を示す「交通のマスタープラン=指針」です。地域公共交通の活性化及び再生に関する法律において、全ての地方公共団体に対し「地域公共交通計画」の策定が努力義務とされています。

本別町地域公共交通計画の目的

マイカーの便利さ・快適さも生かしつつ、マイカーを利用できない町民やマイカー利用が望ましくない生活シーンにおいても、過度な負担なく豊かな移動の選択を可能にするためには、町民ニーズに即した地域交通サービスの提供が求められます。本計画では、本町の移動ニーズや移動課題を明らかにし、現行の地域交通サービスを最大限生かしながら、持続可能な地域交通サービスの実現に向けた方針・施策・目標を示します。

本別町地域公共交通計画

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企画財政課地域戦略担当

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