昭和42年に制定された「本別町民憲章」は、前章と5章からなる本文により構成されていますが、本文にはそれぞれ5項目、計25項目の努力目標が設定されています。
前章
わたくしたちは、十勝の原始林をひらき、
戦禍の焦土から立ちあがった、
強くたくましい開拓精神を受けつぐ本別町民として、
誇りと責任をもち、
こころと力をあわせ、
未来へ前進することを誓います。
1章 心をあわせて、平和な町をつくりましょう。
- 伸びゆく本別に住むよろこびを、ともにたたえよい伝統を育てましょう。
- おたがいに人格を尊重し、なごやかに暮らしましょう。
- 建設的な話し合いを進め、住みよい町をつくりましょう。
- 希望としあわせをかかげた、町づくり運動を起しましょう。
- 友愛のもとに、手をつなぎあいましょう。
2章 元気ではたらき、豊かな町をつくりましょう。
- おたがいの仕事に感謝し、元気ではたらきましょう。
- 楽しい家庭をつくり、あすのはたらく力をたくわえましょう。
- 協同の心を育て、生産を高めましょう。
- 仕事に、若者の知恵と情熱を生かしましょう。
- 消費生活の知識を深め、家計の合理化につとめましょう。
3章 きまりを守り、明るい町をつくりましょう。
- 集会の時刻や、きまりを守り、めいわくをかけないようにしましょう。
- 公衆道徳を守り、礼儀正しい生活につとめましょう。
- おたがいに協力しあい、清潔な環境をつくりましょう。
- 交通規則を守り、歩行や運転に気をつけましょう。
- 犯罪や事故の防止に協力しあい、安全な町をつくりましょう。
4章 みんなの親切で、あたたかい町をつくりましょう。
- 未来をつくる子どもを、みんなの責任で育てましょう。
- 働く青少年に、研修といこいの時間をあたえましょう。
- こんにちを築いた老人を敬い、経験を尊重しましょう。
- やさしいことばとえがおを、まちにみたしましょう。
- 親切の手をのべあい、奉仕のこころを育てましょう。
5章 健康で心ゆたかな、文化の町をつくりましょう。
- 趣味をゆたかにし、暮らしにうるおいをもちましょう。
- 文化活動に進んで参加し、教養をたかめましょう。
- スポーツに親しみ、健康なこころとからだをきたえましょう。
- 恵まれた自然を愛し、生活環境を美しくととのえましょう。
- 郷土に適した、科学的な暮らしを工夫しましょう。