ロタウイルスの感染を予防するワクチンです。ロタウイルスに感染すると、急激な嘔吐と白色水様便を頻回に排泄し、感染者の3~5割の人に発熱がみられます。乳幼児が感染しやすく、5歳頃までに少なくとも1回はかかるといわれており、その後何回もかかることがあります。嘔吐や下痢に伴う脱水や、けいれん、腎不全、脳炎・脳症などの合併症のため入院治療にいたるケースがあり、重症急性胃腸炎で入院する原因としてロタウイルスが最も多いといわれています。
接種対象
乳幼児
接種回数と接種間隔
2回(ロタリックス)
※初回接種については、生後2カ月に至った日から出生14週6日後までの間
接種場所および日程
本別町内で接種できるのは、町国保病院またはほんべつ循環器内科クリニックです。
各医療機関の日程および定員は、下記PDFファイルでご確認ください。
予約先
接種希望日の前の週の木曜日までに各医療機関または健康管理センターへ
接種費用
無料
持ち物
- 母子健康手帳
- 予防接種予診票
ロタウイルスワクチンについて
- ロタウイルスワクチンには2種類あり、本別町で接種できるのは『ロタリックス』という2回経口接種が必要なワクチンです。すでに1回目を町外の病院で接種し、2回目以降の接種をご希望の方は、必ずワクチンの種類をご確認の上、お申し込みください
- ロタウイルスワクチンは接種できる期間が決められており、ロタリックスは生後24週以降は接種することができません。これは、生後24週以降にロタリックスの接種を受けると腸重積(腸閉塞の一種で、腸が腸の中に折り重なるように入り込む病気)が起こりにくい低い年齢で接種し、そのリスクを避けるためです
- ロタウイルスワクチンとB型肝炎ワクチンは、接種開始時期が他のワクチンと重なり、単独で受けると予防接種のスケジュールをスムーズに進めることが難しくなる可能性があります。そのため、単独または、不活化ポリオワクチン、四種混合ワクチン、ヒブワクチン、小児肺炎球菌ワクチンと同時接種ができます
このページに関する情報のお問い合わせ先
本別町健康管理センター
電話:0156-22-2219