資金収支計算書

資金収支計算書とは?キャッシュフロー計算書とも呼ばれ、自治体の行政活動を「経常的収支」「公共資産整備収支」「投資・財務的収支」の3つの部門に分け、それぞれの資金の流れを表した財務書類です。実際のお金の出し入れを見る小遣い帳のようなものです。

本別町の状況経常的収支については収入のメインとなる地方税・地方交付税が算入されるため、15億8千8百万円の黒字となっております。公共資産整備収支は国の「循環型実現のための経済対策」によるがんばる地域交付金事業の実施や、公共施設等整備基金による事業の実施等により5億2千5百万円の赤字、投資・財務的収支については支出で通年の地方債償還の他に、他会計の公債費財源への繰出し等により、10億2千3百万円と大幅な赤字となっております。
経常的収支の黒字分で公共資産整備収支、投資・財務的収支の赤字を補うと、全体の資金収支は3千9百万円の黒字となり、前年度の現金残高により補てんした結果、最終的な現金残高は1億6千4百万円となります。
なお、収入支出の総額から地方債と基金に関る分を引いた、基礎的財政収支については、新規地方債借入が減少した結果、5千1百万円の黒字となりました。